雨の日のポートレイト

久しぶりにプライベートでポートレイトを撮影した

雨の日だった

偶然の縁でほんの一瞬重なり合う国も生まれた時も違う彼女

繊細で優しいく私と娘の良き友人になった

2020年の世界的な事情により帰国が困難となりこの国に留まった

その後戦争の事情などが重なり、さらに帰国は延期となり

今は出会った人との縁で世界を渡り歩き仕事をしながら

この国に拠点を置いている

大きな世界で何が起こっているのか

私たち一人一人には遠い出来事だ

彼女はそんな世界の渦の当事者の一人

それでも軽やかに生きているように見える

これど本当はどうなのだろう

この時この場所にいる

不思議な縁をまた紬ぎ直すような作業

雨の日のポートレイトは

私たちにぴったりだ