光を集めて
光を集めるレンズは魔法のようで
そこから覗くと、世の中にある美しいものだけを追いかけることができた
向き合うすべてのものを愛することができた
肯定することができた
私の元々の性分と、背中合わせににあるような世界だ
夢中になった
久しぶりに、真っ黒なものに押し流されそうになった
その瞬間、写真を撮ることを思い出した
孤独と不安がないと
光を見つけられないなんて
そんなの不器用すぎる
不器用な方が愛おしいいのかもしれない
不器用で愛おしい友を見てそう思う
だからきっと私も
自分自身を愛おしいと思っていいのだろう